手遅れ

10代になってからでは手遅れ?
 幼児の肥満を「ぽっちゃりしている」と片付けないで―。就学前に太っている子どもの60%は12歳になってもやはり太っているとの調査結果が米国で発表された。

 12歳で太っていると成人になってもそれをひきずり糖尿病や高脂血症を招くとされるが、就学前から気をつけなければならないことになる。

 全米10大学の研究者が、1042人を対象に2―12歳の間の7回の身長と体重の記録を調べて分析した。

 疾病対策センター(CDC)は、子どもについては「標準より重い(overweight)かそうなる危険」のみで、肥満(obese)という言葉を使っていないが、この調査では(同じ身長の人で体重が重い順に)上位5%を「肥満」と定義する厳しい態度でのぞんだ。「標準より重い」は上位5―15%。

 調査では、小学校低学年で「肥満」か「標準より重い」子どもの80%は12歳でもそう▽3歳で上位50%に入る子どもの40%は12歳で「肥満」か「標準より重い」▽7回の測定で「標準より重い」の回数が多いほど12歳でもそう―という結果が得られた。

 調査、分析にあたったフィリップ・ナダールさん(カリフォルニア大サンディエゴ校医学部名誉教授)は「小児科医が早い段階から、両親に子どもの運動や食事に気を付けるようカウンセリングをするべきだ」と指摘している

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